14回オープントーナメント国際親善レディース&シニア全日本空手道選手権大会

旭川大成道場 木村 直人


 今回の出場の話しを石川先生からいただいたのは8月でした。

 出場したい・・・でも今の自分メンタルや稽古不足で大丈夫なんだろうか?

 今回は本当に考え、どうしようかと悩み抜きましたが、色々な事を考え踏まえて、今回を逃せば次回はあるのか?と思い出場を決心しました。

決心したのはいいですが緊張で申込用紙に記入しては何度も間違え、何度もプリントアウトをして書き直しましたが手が震え書けないのでPCでの記入に変更しました。

今回大会に向けて前回の北海道大会での課題が自分の中であり、まずはそれを何とかしないと大きな大会には通用しないと思いました、やはりそこは今まで怠けていた部分や疎かにしていた部分でその場でそれなりには出来るのですが、スパーリングや相対稽古とかになると普段と何ら変わらないんです。

基礎は本当にキチンとやって体に叩き込まないと変な癖が出てきて修正するのに生半可なモノじゃ直らないのを改めて思い知しました。

石川先生には色々と考えて下さってガンガン追い込むのでなく一つ一つの技の挙動をゆっくりやって体に染み込ませると言う稽古方法で、時間をかけて指導していただきました。

それでも稽古を積めば積むほど、ネガティブになり出来ない自分に嫌気がさして逃げ出したくなるほどです。

どうして出来ないんだ?みんなは出来ているじゃないか?どうして自分だけが出来ない?

そんな自分に、根気よく指導してくれた石川先生や大成道場の先輩や少年部達が、自分の稽古に付き合ってくれたからこそだと思って感謝しております。

あくまでも自分の考えですが木村自身一人では何も出来ません、道場と言う場所で同じ稽古を積みお互いに刺激しあいながら、今回のメンタルが出来上がったんだと思っています。

それでも大会の結果は、これまで書いたことに反して初戦で敗退と言う不甲斐ない結果に終ってしまいました。メインコートから降りるときにグッと来るものがあったのですが、何とか堪えて降り対戦者と挨拶を交わし、石川先生の元へと向かいました。。。

言い訳は出来ませんトーナメントですのでいかなる状況状態でも勝ち負けは必ずありますし、自分の実力がこれまでだったと言う事です、自分一人で稽古をしてたのならいいのですが橋道場生皆さんのお力を借りて、少年部以外で一般部の選手としてはシニアに出る自分一人ですが、出場し結果を残せなかった事には反省をしていかなければなりません。

橋道場橋師範に大成道場石川先生には、このような大会に出場させていただきありがとうございます。

札幌支部市川先生、同じ道場の川崎さん、少年部の子たちや親御さん、SNSで応援メッセージを送って頂いた橋道場の各先生・道場生みなさん今回も皆さんに助けられましたが、応えれなくて申し訳ない思いです。

大きな大会に何回か出場させて頂いています、一回の試合で拳を交えてるだけなのですが、再会すると声を掛けられる様になり交友が出来き、大会会場では門間師範や門間道場の佐藤先輩、埼玉橋本道場の橋本先生や橋本道場の生徒さん、大石道場の吉田さん、優至会の各先生方と、本当にたくさんの方々に応援や声をかけて頂き感謝しています、機会があれば本当にぜひ出場させていただきたいと思います。

他道場・他流派の色々なスタイルが見れますし話しも出来て刺激しあえると思います、その中で生まれるケミストリーは宝物になると信じています。

これから、また、一日一日の稽古を大事にして結果を残せるよう日々精進してまいります。

乱文ではございますが、以上で締めさせていただきます。

押忍



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